太田母斑(おおたぼはん)


太田母斑とは、目の周囲や頬にできる青褐色や赤褐色のあざで、特に東洋の女性に多く現れることが知られています。

一般的に思春期に現れますが、生後1年前後で現れる事もあります。

通常、顔の片側に現れますが、まれに両側に現れます。

境界線がはっきりせず、かなり大きく広範囲になる場合もあります。

太田母斑の原因は解明されていませんが、遺伝は認められていません。

肌の色素細胞が増えている事が直接的な原因で、メラニン色素が増殖するために現れるようです。

レーザー治療が効果的です。