雀卵斑(じゃくらんはん)
俗にソバカスといわれるのが、この雀卵斑です。
小さな斑点のような淡褐色のシミが、鼻を中心に散らばったように現れることが多いです。
遺伝が主な原因といわれており、両親のどちらかにソバカスがある人が、小児期から思春期にかけて発生しやすいようです。
また、色白の人に多く出現し、白人に多いのはご存じのとおりです。
シミ全般にいえることですが、ソバカスも紫外線に多くあたると色素が増強して濃くなったり、数が増えるといわれています。
化粧品や内服薬などは効果がなく、レーザー治療やフォトフェイシャル治療、ケミカルピーリング、ビタミンC誘導体とプラセンタのイオン導入などは有効です。
また、外用薬のトレチノインやハイドロキノンなども有効です。